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特集 神経診察―そのポイントと次の一手 各論 【その他】
てんかん―てんかんであることをどう見極める? 鑑別は?
著者: 稲次基希1 前原健寿1
所属機関: 1東京医科歯科大学脳神経外科
ページ範囲:P.1294 - P.1298
文献購入ページに移動◎てんかん診断は①てんかんであることの診断と,②てんかん類型の診断からなる.
◎てんかん診察では,詳細な問診と繰り返す脳波検査が最も重要であるが,非てんかん性発作の鑑別に採血,心電図,画像検査などが望まれる.
◎てんかんであることの診断には,失神や心因性非てんかん性発作などとの鑑別が重要であり,必要に応じて長時間ビデオ脳波同時記録が有用である.
◎てんかん発作の分類は,患者予後の推察,治療法の選択に重要であり,全般てんかんか,部分てんかんかを診断することが重要である.
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