文献詳細
特集 神経診察―そのポイントと次の一手
各論 【その他】
文献概要
ポイント
◎てんかん診断は①てんかんであることの診断と,②てんかん類型の診断からなる.
◎てんかん診察では,詳細な問診と繰り返す脳波検査が最も重要であるが,非てんかん性発作の鑑別に採血,心電図,画像検査などが望まれる.
◎てんかんであることの診断には,失神や心因性非てんかん性発作などとの鑑別が重要であり,必要に応じて長時間ビデオ脳波同時記録が有用である.
◎てんかん発作の分類は,患者予後の推察,治療法の選択に重要であり,全般てんかんか,部分てんかんかを診断することが重要である.
◎てんかん診断は①てんかんであることの診断と,②てんかん類型の診断からなる.
◎てんかん診察では,詳細な問診と繰り返す脳波検査が最も重要であるが,非てんかん性発作の鑑別に採血,心電図,画像検査などが望まれる.
◎てんかんであることの診断には,失神や心因性非てんかん性発作などとの鑑別が重要であり,必要に応じて長時間ビデオ脳波同時記録が有用である.
◎てんかん発作の分類は,患者予後の推察,治療法の選択に重要であり,全般てんかんか,部分てんかんかを診断することが重要である.
参考文献
1)日本神経学会(監修),てんかん治療ガイドライン作成委員会(編):てんかん治療ガイドライン2010,医学書院,2010
2)兼本浩祐,日本てんかん学会ガイドライン作成委員会:心因性非てんかん性発作(いわゆる偽発作)に関する診断・治療ガイドライン.てんかん研究26:478-482, 2009
3)Proposal for revised clinical and electroencephalographic classification of epileptic seizures. From the Commission of Classification and Terminology of the International League Against Epilepsy. Epilepsia 22:489-501, 1981
4)Proposal for revised classification of epilepsies and epileptic syndromes. Commission of Classification and Terminology of the International League Against Epilepsy. Epilepsia 30:389-399, 1989
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