文献詳細
特集 神経診察―そのポイントと次の一手
各論 【その他】
文献概要
ポイント
◎廃用症候群は,骨・関節系や筋力のみに注目しがちであるが,心血管系,嚥下機能なども廃用症候群によって症状を呈するため,見逃さずに評価する必要がある.
◎廃用症候群を呈しやすい(廃用が進行しやすい)患者を理解し,そのような患者に対し早めに介入を開始できるように心がける.
◎原病の治療でやむなく臥床期間が長引く場合も,拘縮の評価や経口摂取再開時の嚥下評価など,ベッドサイドでの評価は重要である.
◎廃用症候群は,骨・関節系や筋力のみに注目しがちであるが,心血管系,嚥下機能なども廃用症候群によって症状を呈するため,見逃さずに評価する必要がある.
◎廃用症候群を呈しやすい(廃用が進行しやすい)患者を理解し,そのような患者に対し早めに介入を開始できるように心がける.
◎原病の治療でやむなく臥床期間が長引く場合も,拘縮の評価や経口摂取再開時の嚥下評価など,ベッドサイドでの評価は重要である.
参考文献
1)Hirschberg CG:リハビリテーション医学の実際,第2版,pp 32-43,日本アビリティーズ,1980
2)梶原敏夫:合併症,千野直一(編):現代リハビリテーション医学,第3版,pp 516-521,金原出版,2009
3)石川愛子,他:Disuse syndrome(廃用症候群)とSarcopenia. Geriatr Med 42:895-902, 2004
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