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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻8号

2014年08月発行

文献概要

特集 糖尿病患者を診る―治療と兼科のポイント 糖尿病診療の基本

糖尿病診療のオーバービュー―この5年間で糖尿病の診断と治療はどう変わったか

著者: 鈴木亮1

所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科代謝・栄養病態学

ページ範囲:P.1384 - P.1387

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ポイント

◎糖尿病の診断について,2010年の診断基準改訂とHbA1cの国際標準化が特筆すべき2つの大きな変化である.

◎DPP-4阻害薬をはじめとする新薬の登場は処方を大きく変えつつある.

◎適切な炭水化物摂取比率など,食事療法に対する関心が高まっている.

◎重篤な低血糖の回避が,患者と社会の両者にとって重要となっている.

参考文献

1)清野 裕,他:糖尿病診断基準に関する調査検討委員会;糖尿病の分類と診断基準に関する委員会報告(国際標準化対応版).糖尿病55:485-504, 2012
2)インクレチン(GLP-1受容体作動薬とDPP4阻害薬)の適正使用に関する委員会:インクレチンとSU薬の適正使用について,2010 http://www.nittokyo.or.jp/kinkyu_incretin100408m.html
3)日本糖尿病学会:日本人の糖尿病の食事療法に関する日本糖尿病学会の提言―糖尿病における食事療法の現状と課題,2013 http://www.jds.or.jp/modules/important/?page=article&storyid=40

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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