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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻8号

2014年08月発行

文献概要

特集 糖尿病患者を診る―治療と兼科のポイント 併存疾患からみた治療と兼科のポイント 【アレルギー・膠原病疾患】

ステロイド糖尿病のマネジメント

著者: 竹内淳1

所属機関: 1さっぽろ糖尿病・甲状腺クリニック

ページ範囲:P.1466 - P.1470

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ポイント

◎ステロイド治療中の糖尿病発症頻度は高く,適切なスクリーニングが必要となる.

◎ステロイド糖尿病の特徴は食後高血糖であり,早朝空腹時血糖値は低い傾向にある.

◎急激に耐糖能が悪化することがあり,躊躇せずインスリン導入が必要となる場合もある.

◎他診療科との連携は重要で,ステロイド治療の方針について確認し対応する.

参考文献

1)Gurwitz JH, et al:Glucocorticoids and the risk for initiation of hypoglycemic therapy. Arch Intern Med 154:97-101, 1994
2)van Raalte DH:Glucagon-Like Peptide-1 Receptor Agonist Treatment Prevents Glucocorticoid-Induced Glucose Intolerance and Islet-Cell Dysfunction in Humans. Diabetes Care 34:412-417, 2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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