icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina51巻9号

2014年09月発行

文献概要

特集 ここが知りたい循環器診療―パールとピットフォール よくみる症候からのアプローチ―問診,診察のコツと検査の進め方

循環器系身体診察法のポイント

著者: 室生卓1

所属機関: 1みどり病院心臓弁膜症センター内科

ページ範囲:P.1598 - P.1601

文献購入ページに移動
パールとピットフォール

◎身体診察は安全,非侵襲的に,かつ場所や時間を選ばず,繰り返し情報が得られる.

◎身体診察は経験と熟練,洞察を要する「プロの仕事」と自覚すべし.

◎手,特に指尖が温かければ腎血流は保たれており,利尿薬への反応が期待できる.

◎座位で頸静脈拍動が観察できればCVP(中心静脈圧)は20 cmH2O以上といえる.

◎大動脈弁狭窄と僧帽弁逆流の鑑別は鎖骨の聴診で可能であり,大動脈弁狭窄では収縮期雑音を同部に聴取する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?