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文献概要
特集 ここが知りたい循環器診療―パールとピットフォール よくみる症候からのアプローチ―問診,診察のコツと検査の進め方
循環器系身体診察法のポイント
著者: 室生卓1
所属機関: 1みどり病院心臓弁膜症センター内科
ページ範囲:P.1598 - P.1601
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◎身体診察は安全,非侵襲的に,かつ場所や時間を選ばず,繰り返し情報が得られる.
◎身体診察は経験と熟練,洞察を要する「プロの仕事」と自覚すべし.
◎手,特に指尖が温かければ腎血流は保たれており,利尿薬への反応が期待できる.
◎座位で頸静脈拍動が観察できればCVP(中心静脈圧)は20 cmH2O以上といえる.
◎大動脈弁狭窄と僧帽弁逆流の鑑別は鎖骨の聴診で可能であり,大動脈弁狭窄では収縮期雑音を同部に聴取する.
◎身体診察は安全,非侵襲的に,かつ場所や時間を選ばず,繰り返し情報が得られる.
◎身体診察は経験と熟練,洞察を要する「プロの仕事」と自覚すべし.
◎手,特に指尖が温かければ腎血流は保たれており,利尿薬への反応が期待できる.
◎座位で頸静脈拍動が観察できればCVP(中心静脈圧)は20 cmH2O以上といえる.
◎大動脈弁狭窄と僧帽弁逆流の鑑別は鎖骨の聴診で可能であり,大動脈弁狭窄では収縮期雑音を同部に聴取する.
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