文献詳細
特集 ここが知りたい循環器診療―パールとピットフォール
救急でよくみる循環器疾患
文献概要
パールとピットフォール
◎胸痛がなくても常に急性冠症候群を鑑別に考える.
◎胸部症状がある患者では,急性冠症候群の心電図変化があると疑って読む.
◎以前の心電図との比較は診断能を格段に向上させる.
◎新規左脚ブロック出現時は心筋梗塞を疑う.
◎疑わしきは入院させて経時的な変化を観察すべきである.
◎胸痛がなくても常に急性冠症候群を鑑別に考える.
◎胸部症状がある患者では,急性冠症候群の心電図変化があると疑って読む.
◎以前の心電図との比較は診断能を格段に向上させる.
◎新規左脚ブロック出現時は心筋梗塞を疑う.
◎疑わしきは入院させて経時的な変化を観察すべきである.
参考文献
1)高野照夫,他:東京都CCUネットワークの活動状況報告と急性冠症候群の発症状況について.Ther Res 18:2555-2560, 1997
2)Thuresson M, et al:Symptoms and type of symptom onset in acute coronary syndrome in relation to ST elevation, sex, age, and a history of diabetes. Am Heart J 150:234-242, 2005
3)日本循環器学会,他(編):ST上昇型心筋梗塞の診療に関するガイドライン(2013年改訂版). http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2013_kimura_h.pdf
4)日本循環器学会,他(編):非ST上昇型急性冠症候群の診療に関するガイドライン(2012年改訂版). http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2012_kimura_h.pdf
掲載誌情報