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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻9号

2014年09月発行

文献概要

特集 ここが知りたい循環器診療―パールとピットフォール 救急でよくみる循環器疾患

心室頻拍への対応

著者: 池田隆徳1

所属機関: 1東邦大学医学部内科学講座循環器内科学分野

ページ範囲:P.1674 - P.1677

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パールとピットフォール

◎心室頻拍の心電図診断のポイントはP波とQRS波の解離を確認することである.

◎持続様式,QRS波の形態,連結期の長短で心室頻拍の重症度がわかる.

◎基質としての心疾患の種類と心機能の程度によって初期治療が異なる.

◎心室頻拍の慢性期治療の中心はⅢ群抗不整脈薬とβ遮断薬である.

参考文献

1)Zipes DP, et al:ACC/AHA/ESC 2006 guidelines for management of patients with ventricular arrhythmias and the prevention of sudden cardiac death;A report of the American College of Cardiology/American Heart Association Task Force and the European Society of Cardiology Committee for Practice Guidelines(writing committee to develop guidelines for management of patients with ventricular arrhythmias and the prevention of sudden cardiac death). J Am Coll Cardiol 48:e247-346, 2006
2)Neumar RW, et al:Part 8;Adult advanced cardiovascular life support;2010 American Heart Association Guidelines for Cardiopulmonary Resuscitation and Emergency Cardiovascular Care. Circulation 122:S729-S767, 2010
3)日本循環器学会,他(編):不整脈薬物治療に関するガイドライン(2009年改訂版),2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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