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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻9号

2014年09月発行

文献概要

特集 ここが知りたい循環器診療―パールとピットフォール 一般外来でよくみる循環器疾患 【不整脈】

期外収縮が頻発する患者の診かた

著者: 鈴木敦1 志賀剛1

所属機関: 1東京女子医科大学医学部循環器内科

ページ範囲:P.1706 - P.1710

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パールとピットフォール

◎期外収縮をみたら,その数ではなく,まずは基礎疾患の有無およびその背景を考える.

◎自覚症状が強い場合や心不全症候を生じる場合,突然死のリスクとなる場合には,治療が必要となる.

◎突然死リスクを有する心室性期外収縮患者の治療薬として位置づけが確立しているのはβ遮断薬とアミオダロンである.

参考文献

1)Lown B, Graboys TB:Management of patients with malignant ventricular arrhythmias. Am J Cardiol 39:910-914, 1977
2)杉本恒明,他:連続性心室期外収縮の予後.施設共同前向き調査.心臓25:885-892, 1993
3)Surawics B, et al:Chou's Electrocardiography in Clinical Practice;Adult and Peadiatric, 6th ed, Saunders, Philadelphia, 2008
4)The Cardiac Arrhythmia Suppression Trial (CAST) Investigators:Preliminary report;Effect of encainide and flecainide on mortality in a randomized trial of arrhythmia suppression after myocardial infarction. N Engl J Med 321:406-412, 1989

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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