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文献詳細

雑誌文献

medicina51巻9号

2014年09月発行

文献概要

特集 ここが知りたい循環器診療―パールとピットフォール 一般外来でよくみる循環器疾患 【不整脈】

心房細動の抗凝固療法

著者: 上島彩子1 草野研吾1

所属機関: 1国立循環器病研究センター心臓血管内科

ページ範囲:P.1723 - P.1727

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パールとピットフォール

◎心房細動をみたら抗凝固療法を検討しなければならない.

◎CHADS2スコア1点以上で新規経口抗凝固薬あるいはワルファリンによる抗凝固療法を考慮する.

◎新規経口抗凝固薬を使用する際は,腎機能低下の有無や出血傾向に注意し,定期的な血液検査を行う.

参考文献

1)日本循環器学会(編):心房細動治療(薬物)ガイドライン(2013年改訂版),2013 http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2013_inoue_h.pdf
2)Savelieva I, Camm AJ:Practical considerations for using novel oral anticoagulants in patients with atrial fibrillaion. Clin Cardiol 37:32-47, 2014
3)Heidbuchel H, et al:European Heart Rhythm Association Practical Guide on the use of new oral anticoagulants in patients with non-valvular atrial fibrillation. Europace 15:625-651, 2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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