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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻1号

2015年01月発行

文献概要

特集 循環器薬up to date 2015 急性期治療

急性冠症候群

著者: 藤野雅史1 石原正治2

所属機関: 1独立行政法人国立循環器病研究センター心臓血管内科 2兵庫医科大学内科学講座冠疾患科

ページ範囲:P.24 - P.28

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ポイント
●急性冠症候群はプラーク破綻と冠動脈内の血栓形成という共通の基盤を有する病態であり,薬物治療においては抗血栓薬が重要である.
●ST上昇型急性心筋梗塞(STEMI)ではprimary PCIが第一選択であるが,状況により薬物による血栓溶解療法を考慮する.
●非ST上昇型急性冠症候群(NSTE-ACS)では,リスクの層別化により早期侵襲的治療戦略と早期保存的治療戦略を選択する.

参考文献

1)日本循環器学会,他:循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2012年度合同研究班報告),ST上昇型急性心筋梗塞の診療に関するガイドライン(2013年改訂版) http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2013_kimura_h.pdf(2014年9月閲覧)
2)日本循環器学会,他:循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2011年度合同研究班報告),非ST上昇型急性冠症候群の診療に関するガイドライン(2012年改訂版) http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2012_kimura_h.pdf(2014年9月閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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