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文献概要
特集 循環器薬up to date 2015 慢性期治療─日常遭遇する疾患
上室性頻拍性不整脈
著者: 逸見隆太1 庄田守男1
所属機関: 1東京女子医科大学循環器内科
ページ範囲:P.42 - P.45
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●心室レートの上昇が持続した場合は,心機能が低下することがある(頻拍誘発性心筋症).
●心房頻拍に対するアブレーション治療は,頻拍誘発性心筋症や限局した頻拍ではClassⅠの適応がある.
●心房粗動は心房細動と同様に,塞栓症の原因となるため抗凝固療法を検討する.
●通常型の心房粗動は,アブレーションがきわめて有効である.
●心室レートの上昇が持続した場合は,心機能が低下することがある(頻拍誘発性心筋症).
●心房頻拍に対するアブレーション治療は,頻拍誘発性心筋症や限局した頻拍ではClassⅠの適応がある.
●心房粗動は心房細動と同様に,塞栓症の原因となるため抗凝固療法を検討する.
●通常型の心房粗動は,アブレーションがきわめて有効である.
参考文献
1)循環器病の診断と治療に関するガイドライン,不整脈薬物治療に関するガイドライン,2009 http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2009_kodama_h.pdf(2014年9月閲覧)
2)循環器病の診断と治療に関するガイドライン,カテーテルアブレーションの適応と手技に関するガイドライン,2012 http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2012_okumura_h.pdf(2014年9月閲覧)
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