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特集 循環器薬up to date 2015 慢性期治療─日常遭遇する疾患
心房細動
著者: 鈴木信也1 山下武志2
所属機関: 1心臓血管研究所付属病院循環器内科 2心臓血管研究所
ページ範囲:P.46 - P.51
文献購入ページに移動●心房細動において臨床的に問題となるのは,頻拍による動悸や心不全と,左心耳内血栓による脳梗塞や全身性塞栓症である.
●CHADS2スコア2点以上は血栓塞栓症高リスクであり,抗凝固療法を開始することが推奨されている.
●心不全を有さない心房細動患者の心拍数調節には,ベラパミルまたはビソプロロールを用いることが多いが,ビソプロロールは心不全症例にも用いることができる.
●1〜2剤の抗不整脈薬で洞調律維持が不十分の場合は,カテーテルアブレーションを考慮する.
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