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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻1号

2015年01月発行

文献概要

特集 循環器薬up to date 2015 慢性期治療─日常遭遇する疾患

拡張型心筋症

著者: 絹川弘一郎1

所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科重症心不全治療開発講座

ページ範囲:P.58 - P.63

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ポイント
●拡張型心筋症は,左室のびまん性収縮障害と左室拡大を特徴とする疾患群である.
●拡張型心筋症の治療は,収縮不全による慢性心不全の治療指針に則って行う.
●拡張型心筋症の薬物治療は,無症状の時からACE阻害薬とβ遮断薬の併用が基本である.
●症状を有する拡張型心筋症の薬物治療には,上記2剤に加えてアルドステロン拮抗薬を併用する.

参考文献

1)循環器病の診断と治療に関するガイドライン.肥大型心筋症の診療に関するガイドライン(2012年改訂版) http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2011_tomoike_h.pdf(2014年6月閲覧)
2)Yancy CW, et al:2013 ACCF/AHA guideline for the management of heart failure;A report of the American College of Cardiology Foundation/American Heart Association Task Force on Practice Guidelines. J Am College Cardiol 62:e147-239, 2013
3)循環器病の診断と治療に関するガイドライン.慢性心不全治療ガイドライン(2010年改訂版) http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2010_matsuzaki_h.pdf(2012年6月閲覧)
4)McMurray JJ, et al:Angiotensin-neprilysin inhibition versus enalapril in heart failure. N Engl J Med 371:993-1004, 2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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