文献詳細
特集 内科プライマリケアのための消化器診療Update
食道・胃・十二指腸疾患
文献概要
ポイント
●静脈瘤性出血の原因疾患として肝硬変症が最も多いが,特発性門脈圧亢進症,肝外門脈閉塞症,Budd-Chiari症候群などもある.
●問診や身体診察で肝硬変症の合併をチェックする.
●食道静脈瘤出血に対して主に内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)を施行する.
●胃穹窿部の静脈瘤出血に対しては主にシアノアクリレート系薬剤注入法を施行する.
●静脈瘤性出血の原因疾患として肝硬変症が最も多いが,特発性門脈圧亢進症,肝外門脈閉塞症,Budd-Chiari症候群などもある.
●問診や身体診察で肝硬変症の合併をチェックする.
●食道静脈瘤出血に対して主に内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)を施行する.
●胃穹窿部の静脈瘤出血に対しては主にシアノアクリレート系薬剤注入法を施行する.
参考文献
1)豊永 純:食道・胃静脈瘤の発生機序と病態生理.村島直哉,他(編):食道・胃静脈瘤,pp 21-28,日本メディカルセンター,2012
2)小原勝敏:食道胃静脈瘤.消化器病診療(第2版)編集委員会(編):消化器病診療(第2版),pp 30-34,医学書院,2014
3)日本消化器病学会(編):消化管出血,門脈圧亢進症.肝硬変診療ガイドライン,pp 84-115,南江堂,2010
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