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特集 内科プライマリケアのための消化器診療Update 肝疾患
慢性C型肝炎
著者: 平石哲也1 奥瀬千晃1
所属機関: 1川崎市立多摩病院消化器・肝臓内科
ページ範囲:P.1748 - P.1751
文献購入ページに移動●C型慢性肝炎は,C型肝炎ウイルス(HCV)の持続感染により肝細胞の破壊と再生を繰り返しながら肝硬変に進展し,最終的には肝細胞癌を発症する.
●感染対策により新規発症は減少傾向にあるが,いまだ肝癌死亡は年間約3万人であり,その約70%はHCV持続感染に起因する.
●2014年より,インターフェロン(IFN)を使用しないdirect acting antivirals(DAAs)治療が導入され,今後もさまざまなレジメンが使用可能となり,高い治療効果が期待されている.
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