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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻10号

2015年09月発行

文献概要

特集 内科プライマリケアのための消化器診療Update 胆・膵疾患

急性胆管炎

著者: 松浦弘尚1 乾和郎1 片野義明1 三好広尚1 山本智支1

所属機関: 1藤田保健衛生大学坂文種報德會病院消化器内科

ページ範囲:P.1782 - P.1784

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ポイント
●急性胆管炎を疑った場合,診断基準の臨床所見(発熱・黄疸など)をチェックする.
●診断に必要な検査として血液検査,腹部超音波を行い,できる限りCTも実施する.
●診断がつき次第,初期治療(絶食,補液,電解質補正,full doseの抗菌薬)を開始する.
●重症度判定基準を行い,中等症以上では全身管理と緊急胆管ドレナージを実施する.
●専門医不在や胆管ドレナージ不可能な場合は,専門施設への搬送を検討する.

参考文献

1)高田忠敬(編):急性胆管炎・胆囊炎診療ガイドライン2013(第2版),医学図書出版,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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