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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻10号

2015年09月発行

文献概要

特集 内科プライマリケアのための消化器診療Update 胆・膵疾患

急性膵炎

著者: 宮田直輝1 朴沢重成1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部消化器内科

ページ範囲:P.1785 - P.1789

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ポイント
●急性膵炎と診断した場合,入院が原則となり,初期の十分な輸液,モニタリング,膵の安静が必要である.
●急性膵炎の疼痛は激しく呼吸循環動態に影響を及ぼすことがあるため,十分な鎮痛薬の投与が必要となる.
●初期には軽度であっても経時的に重症度判定を行い,重症の基準を満たせば高次医療機関への転送を躊躇せずに検討する.

参考文献

1)急性膵炎診療ガイドライン2010改訂出版委員会(編):急性膵炎診療ガイドライン2010(第3版).金原出版,2009
2)伊藤鉄英:胆と膵 膵炎大全〜もう膵炎なんて怖くない〜.医学図書出版,2014
3)真弓俊彦,他:急性膵炎の診断と重症度判定.膵臓29:157-162, 2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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