icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina52巻11号

2015年10月発行

文献概要

特集 いまアレルギー外来がおもしろい—安全で効果の高い治療を使いこなす Overview

アレルギーの診かた,考えかた

著者: 岡田正人1

所属機関: 1聖路加国際病院Immuno-Rheumatology Center

ページ範囲:P.1876 - P.1881

文献購入ページに移動
ポイント
●アレルギーの診断は,まずⅠ型か非Ⅰ型かを考えて診察する.
●重症薬疹は全身症状から疑い,初期皮疹の低い重症度に惑わされないようにする.
●鼻炎の治療は鼻漏と鼻閉を分けて考える.
●慢性蕁麻疹は,アレルギーが原因のことは少なく,まずは対症療法でしっかりと症状をコントロールすることから始める.
●アナフィラキシーの初期対応(下肢挙上,アドレナリンなど)は病態を理解して覚えることで迅速な対応を心掛ける.

参考文献

1)岡田正人:レジデントのためのアレルギー疾患診療マニュアル,第2版,医学書院,2014
2)Salkind AR, et al:Is this patient allergic to penicillin? An evidence-based analysis of the likelihood of penicillin allergy. JAMA 285:2498-2505, 2001

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?