icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina52巻11号

2015年10月発行

文献概要

特集 いまアレルギー外来がおもしろい—安全で効果の高い治療を使いこなす 治療薬を使いこなす

点鼻薬

著者: 増山敬祐1 松岡伴和1 遠藤周一郎1

所属機関: 1山梨大学大学院総合研究部医学域臨床医学系耳鼻咽喉科・頭頸部外科

ページ範囲:P.1890 - P.1892

文献購入ページに移動
ポイント
●鼻噴霧用ステロイド薬は,アレルギー性鼻炎に最も有効な薬剤である.
●花粉症では症状の軽いうちから使用し始め,連用することがポイントである.
●鼻閉が強い症例には,点鼻血管収縮薬を1〜2週間の短期間併用する.
●点鼻抗ヒスタミン薬でも眠気を起こす可能性があるので,注意が必要である.

参考文献

1)鼻アレルギー診療ガイドライン作成委員会:鼻アレルギー診療ガイドライン─通年性鼻炎と花粉症,2013年版(改訂第7版),ライフ・サイエンス,2013
2)ARIA2008日本語版編集委員(作成),ARIA日本委員会(監修):ARIA2008日本語版,協和企画,2008
3)Seidman MD, et al:Clinical Practical Guideline;Allergic Rhinits. Otolaryngol Head Neck Surg 152:S1-S43, 2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?