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特集 いまアレルギー外来がおもしろい—安全で効果の高い治療を使いこなす 治療薬を使いこなす
アレルギー診療における東洋医学
著者: 津田篤太郎1
所属機関: 1聖路加国際病院リウマチ膠原病センター
ページ範囲:P.1916 - P.1918
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●抗原回避が困難で,薬物療法が効果不十分あるいは拒否される場合に,漢方治療が検討される.
●アトピーは炎症軽減とバリア機能回復という2つの目標に,それぞれ異なった生薬を配する.
●鼻炎では小(ショウ)青(セイ)竜(リュウ)湯(トウ)が代表的処方であるが,含有する麻黄の副作用に留意する.
●気管支喘息では,心因性の要素が関与する咳嗽に漢方薬がしばしば用いられる.
●抗原回避が困難で,薬物療法が効果不十分あるいは拒否される場合に,漢方治療が検討される.
●アトピーは炎症軽減とバリア機能回復という2つの目標に,それぞれ異なった生薬を配する.
●鼻炎では小(ショウ)青(セイ)竜(リュウ)湯(トウ)が代表的処方であるが,含有する麻黄の副作用に留意する.
●気管支喘息では,心因性の要素が関与する咳嗽に漢方薬がしばしば用いられる.
参考文献
1)花輪壽彦:漢方診療のレッスン,増補版,金原出版,2003
2)寺澤捷年:症例から学ぶ和漢診療学,第3版,医学書院,2012
3)長谷川弥人,他(編):改訂版 臨床医の漢方治療指針,メジカルビュー,1999
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