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特集 いまアレルギー外来がおもしろい—安全で効果の高い治療を使いこなす アレルギーcommon diseaseの診断・治療・生活指導
食物アレルギーの外来診療
著者: 栗原和幸1
所属機関: 1神奈川県立こども医療センターアレルギー科
ページ範囲:P.1936 - P.1940
文献購入ページに移動●発症機序に関して「経皮感作」と「経口免疫寛容」を踏まえたパラダイムシフトが進行中である.
●基本的な対応は,正しい診断に基づく最小限の除去食と誤食時の対応の指導である.
●正しい診断のために経口負荷試験が推奨されている.
●明らかな症状を誘発しないものは,検査結果が陽性でも食べてよい(食べるほうがよい).
●食べて治療する経口免疫療法が試みられている.
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