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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻11号

2015年10月発行

特集 いまアレルギー外来がおもしろい—安全で効果の高い治療を使いこなす

アレルギーcommon diseaseの診断・治療・生活指導

職業性アレルギーの診断と治療

著者: 土橋邦生1

所属機関: 1群馬大学大学院保健学研究科リハビリテーション学

ページ範囲:P.1966 - P.1969

文献概要

ポイント
●アレルギー疾患診療では,職業性要因を必ず疑い問診する.
●長期休暇で症状が改善し,就業日に悪化する点が問診のキーポイントである.
●治療は,原因物質回避を優先し,同時に各疾患の十分な標準薬物治療を行う.
●職場のサーベイランス,労働者の教育が重要である.

参考文献

1)日本職業・環境アレルギー学会(監),職業性アレルギー疾患診療ガイドライン2013作成委員会:職業性アレルギー疾患診療ガイドライン2013,協和企画,2013
2)Le Moual N, et al:Occupational exposures and uncontrolled adult-onset asthma in the European Community Respiratory Health Survey II. Eur Respir J 43:374-386, 2014
3)Committee GS:The 2015 update of the Global Strategy for Asthma Management and Prevention 2015;GINA http://www.ginasthma.org/local/uploads/files/GINA_Report_2015.pdf.
4)Mapp CE, et al:Occupational asthma. Am J Respir Crit Care Med 172:280-305, 2005
5)日本アレルギー学会喘息ガイドライン専門部会(監),「喘息予防・管理ガイドライン2015」作成委員:喘息予防・管理ガイドライン2015,協和企画,2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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