文献詳細
特集 いまアレルギー外来がおもしろい—安全で効果の高い治療を使いこなす
アレルギーcommon diseaseの診断・治療・生活指導
文献概要
ポイント
●効果と安全性の点から,アレルギー性結膜炎の治療の第一選択は,抗アレルギー点眼薬である.
●スギ花粉症では,抗アレルギー点眼薬による初期療法で,花粉飛散期の眼症状が軽減する.
●花粉飛散ピーク時,抗アレルギー点眼薬だけでは症状が治まらない時には,ステロイド点眼薬を併用する.
●ステロイド点眼薬には,眼圧上昇という副作用があるため,使用中には眼圧チェックが必要である.
●スギ花粉症のセルフケアとして,外出時の眼鏡装用,人工涙液による洗眼を勧める.
●効果と安全性の点から,アレルギー性結膜炎の治療の第一選択は,抗アレルギー点眼薬である.
●スギ花粉症では,抗アレルギー点眼薬による初期療法で,花粉飛散期の眼症状が軽減する.
●花粉飛散ピーク時,抗アレルギー点眼薬だけでは症状が治まらない時には,ステロイド点眼薬を併用する.
●ステロイド点眼薬には,眼圧上昇という副作用があるため,使用中には眼圧チェックが必要である.
●スギ花粉症のセルフケアとして,外出時の眼鏡装用,人工涙液による洗眼を勧める.
参考文献
1)アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン編集委員会:アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン,第2版.日眼会誌114:831-870, 2010
2)高村悦子:アレルギー性結膜炎の治療─初期療法,季節前投与.アレルギーの臨床14:650-654,1994
3)高村悦子,他:春季カタルに対するシクロスポリン点眼液0.1%の全例調査.日眼会誌115:508-515, 2011
4)春季カタル治療薬研究会:免疫抑制点眼薬の使用指針─春季カタル治療薬の市販後全例調査からの提言.あたらしい眼科30:487-498, 2013
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