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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻12号

2015年11月発行

文献概要

特集 外来で診るリンパ腫・骨髄腫—治癒または長期共存を目指して リンパ腫診療の進歩 【診断と検査】

リンパ腫の病型分類と臨床医への要望

著者: 津山直子1 竹内賢吾2

所属機関: 1がん研究会がん研究所病理部 2がん研究会がん研究所分子標的病理プロジェクト

ページ範囲:P.2078 - P.2081

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ポイント
●リンパ腫の診断に必要な情報は,形態学,免疫形質,染色体,遺伝子,臨床情報であり,これらの情報を最大限に活用することが望ましい.
●いくつかのリンパ腫では,遺伝子異常などの分子病態や臨床病態が分類を規定する因子として重視されている.
●臨床診断と病理診断が異なる場合,臨床医と病理医は十分なディスカッションを行い,適切な治療方針を決定する.

参考文献

1)Swedlow SH, et al(ed):WHO Classification of Tumors of Haematopoietic and Lymphoid Tissues(4th ed), IARC, 2008
2)森 茂郎(監),大島孝一,他(編):リンパ腫アトラス(第4版),文光堂,2014
3)森 茂郎:悪性リンパ腫の病理診断─その学術的および社会的課題について.森 茂郎(監),大島孝一,他(編):リンパ腫アトラス(第4版),pp 49-56,文光堂,2014
4)竹内賢吾:リンパ腫診断におけるヒューリスティックアプローチ.病理と臨床28:701-705, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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