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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻12号

2015年11月発行

文献概要

特集 外来で診るリンパ腫・骨髄腫—治癒または長期共存を目指して リンパ腫診療の進歩 【診療指針】

NK/T細胞リンパ腫

著者: 宮崎香奈1

所属機関: 1三重大学大学院医学系研究科血液・腫瘍内科学

ページ範囲:P.2124 - P.2127

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ポイント
●節外性NK/T細胞リンパ腫,鼻型(ENKL)は,鼻腔などの節外病変を特徴とするNKまたはT細胞型のリンパ腫である.
●CHOP療法が無効であり,ほかのリンパ腫と治療方針が大きく異なる.
●わが国の場合,鼻腔(周辺)限局例では放射線治療・化学療法同時併用療法(RT-2/3DeVIC療法),若年者の初発Ⅳ期,初回治療後再発・難治例ではSMILE療法後の移植療法が推奨治療である.

参考文献

1)日本血液学会(編):造血器腫瘍診療ガイドライン(2013年版),金原出版,2013
2)Yamaguchi M, et al:Phase Ⅰ/Ⅱ study of concurrent chemoradiotherapy for localized nasal natural killer/T-cell lymphoma:Japan Clinical Oncology Group Study JCOG0211. J Clin Oncol 27:5594-5600, 2009
3)Yamaguchi M, et al:Phase Ⅱ study of SMILE chemotherapy for newly diagnosed stage Ⅳ, relapsed, or refractory extranodal natural killer(NK)/T-cell lymphoma, nasal type;The NK-Cell Tumor Study Group study. J Clin Oncol 29:4410-4416, 2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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