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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻13号

2015年12月発行

文献概要

連載 異常所見を探せ! 救急CT読影講座・12

確実に異常なガス像を捉えよう

著者: 石田尚利1

所属機関: 1東京都教職員互助会 三楽病院 放射線科

ページ範囲:P.2277 - P.2277

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30代の男性.1週間前から空腹時の腹痛が続いていた.タール便はない.受診当日の夕方に突然の強い腹痛を認め,救急外来を受診.以前に十二指腸潰瘍の既往がある.診察では上腹部主体の圧痛,筋性防御を認めた.胸部単純X線写真にて右横隔膜下にfree airを認め,続いて腹部単純CTを施行した.

参考文献

1)Oguro S, et al:64-Slice multidetector computed tomography evaluation of gastrointestinal tract perforation site;Detectability of direct findings in upper and lower GI tract. Eur Radiol 20:1396-1403, 2010
2)Hainaux B, et al:Accuracy of MDCT in predicting site of gastrointestinal tract perforation. Am J Roentgenol 187:1179-1183, 2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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