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特集 抗血栓療法—おさえておきたい最新のエッセンス 抗血栓薬の特徴を知る 【抗凝固薬】
ビタミンK阻害薬
著者: 和田英夫1 松本剛史2
所属機関: 1三重大学大学院医学系研究科検査医学 2三重大学輸血部
ページ範囲:P.2322 - P.2325
文献購入ページに移動●静脈血栓症の治療ならびにその予防には,ワルファリン療法が最も有効な治療法の1つである.
●他の抗凝固薬は活性化凝固因子を抑制するが,ワルファリンにより活性低下した凝固因子が産生される.
●ワルファリン療法のモニターにはPT-INRが有用であるが,病態に合わせて治療域を決定する必要がある.
●大出血あるいはそのリスクが高いときは,ワルファリンの減量あるいは中止を行い,必要なら凝固因子の補充を行う.
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