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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻2号

2015年02月発行

文献概要

特集 ウイルス肝炎の薬物治療—変わりゆく治療戦略 ここまで変わったウイルス肝炎の治療 【C型慢性肝炎】

C型慢性肝炎難治症例への対応〜肝線維化進行例

著者: 古庄憲浩1 小川栄一1 林純2

所属機関: 1九州大学病院総合診療科 2原土井病院九州総合診療センター

ページ範囲:P.322 - P.324

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ポイント
●プロテアーゼ阻害薬とペグインターフェロン/リバビリンの3剤併用療法は,肝線維化に関わらず,初回治療・前治療再発例に著効する.
●上記3剤併用療法は,前治療無効例において,肝線維化進展が効果を減弱させる.
●非侵襲的な肝線維化評価は治療効果の予測に有用である.
●非侵襲的な肝線維化評価は副作用発現の予測に有用である.

参考文献

1)Furusyo N, et al:Human lymphoblastoid interferon treatment for patients with hepatitis C virus-related cirrhosis. Clin Ther 19:1352-1367, 1997
2)Furusyo N, et al:Telaprevir can be successfully and safely used to treat older patients with genotype 1b chronic hepatitis C. J Hepatol 59:205-212, 2013
3)Ogawa E, et al:Clinical milestones for the prediction of severe anemia by chronic hepatitis C patients receiving telaprevir-based triple therapy. J Hepatol 59:667-674, 2013
4)Ogawa E, et al:Non-invasive fibrosis assessment predicts sustained virological response to telaprevir with pegylated interferon and ribavirin for chronic hepatitis C. Antivir Ther, 2014(doi:10.3851/IMP2805)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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