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特集 がんを診る 内科医ががんを診るということ
甲状腺癌診療連携プログラムの取り組み
著者: 田村研治1
所属機関: 1国立がん研究センター中央病院乳腺・腫瘍内科
ページ範囲:P.482 - P.485
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●「放射性ヨード治療抵抗性,局所進行または転移性分化型甲状腺癌」に対し,ソラフェニブの適応追加が承認された.
●ソラフェニブは血管内皮細胞増殖因子受容体(VEGFR)チロシンキナーゼ阻害薬である.
●日本臨床腫瘍学会,日本内分泌外科学会,日本甲状腺外科学会は,「甲状腺癌診療連携プログラム」事業を開始した.
●本プログラムは,分子標的薬剤の適正使用に関して,外科医と腫瘍内科医が学会レベルで協力するモデルケースとなる.
●「放射性ヨード治療抵抗性,局所進行または転移性分化型甲状腺癌」に対し,ソラフェニブの適応追加が承認された.
●ソラフェニブは血管内皮細胞増殖因子受容体(VEGFR)チロシンキナーゼ阻害薬である.
●日本臨床腫瘍学会,日本内分泌外科学会,日本甲状腺外科学会は,「甲状腺癌診療連携プログラム」事業を開始した.
●本プログラムは,分子標的薬剤の適正使用に関して,外科医と腫瘍内科医が学会レベルで協力するモデルケースとなる.
参考文献
1)Iyer R, et al:Sorafenib;A clinical and pharmacologic review. Expert Opin Pharmacother 11:1943-1955, 2010
2)Escudier B, et al:Sorafenib in advanced clear-cell renal-cell carcinoma. N Engl J Med 356:125-134, 2007
3)Llovet JM, et al:Sorafenib in advanced hepatocellular carcinoma. N Engl J Med 359:378-390, 2008
4)Brose MS, et al:Sorafenib in radioactive iodine-refractory, locally advanced or metastatic differentiated thyroid cancer;A randomised, double-blind, phase 3 trial. Lancet 384:319-328, 2014
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