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文献概要
特集 がんを診る 内科医ががんを診るということ
緩和ケアと腫瘍内科の連携
著者: 西智弘1
所属機関: 1川崎市立井田病院かわさき総合ケアセンター
ページ範囲:P.494 - P.497
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●「早期からの緩和ケア」のエビデンスが出され,緩和ケア医が腫瘍内科医と連携していくことの意義は強くなっている.
●緩和ケア側に,人員の不足,チーム医療の不確立,何をすればよいのかわからない,などといった課題がある.
●緩和ケア医は,腫瘍内科医や患者・家族,メディカルスタッフを巻き込んだチームをコーディネートする役割を求められる.
●緩和ケアを利用しやすくするために,がん拠点病院を中心に「緩和ケアセンター」の整備が始まっている.
●「早期からの緩和ケア」のエビデンスが出され,緩和ケア医が腫瘍内科医と連携していくことの意義は強くなっている.
●緩和ケア側に,人員の不足,チーム医療の不確立,何をすればよいのかわからない,などといった課題がある.
●緩和ケア医は,腫瘍内科医や患者・家族,メディカルスタッフを巻き込んだチームをコーディネートする役割を求められる.
●緩和ケアを利用しやすくするために,がん拠点病院を中心に「緩和ケアセンター」の整備が始まっている.
参考文献
1)Temel JS, et al:Early palliative care for patients with metastatic non-small-cell lung cancer. N Engl J Med 363:733-742, 2010
2)Morita T, et al:Late referrals to specialized palliative care service in Japan. J Clin Oncol 23:2637-2644, 2005
3)Morita T, et al:Late referrals to palliative care units in Japan:Nationwide follow-up survey and effects of palliative care team involvement after the Cancer Control Act. J Pain Symptom Manage 38:191-196, 2009
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