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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻3号

2015年03月発行

文献概要

特集 がんを診る 内科医ががんを診るということ

総合内科と腫瘍内科の連携

著者: 東光久1

所属機関: 1天理よろづ相談所病院総合内科

ページ範囲:P.498 - P.501

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ポイント
●総合内科医の診療領域はがん診療にも親和性があり,腫瘍内科医と協力して診療に当たることが求められており,それは専門医カリキュラム(または案)のなかでも具体化してきている.
●その際重要なのは,コミュニケーション,協力を惜しまない姿勢,互いの領域を双方がオーバーラップするという意識である.
●がん患者は,診断や抗がん治療時期を超えても,がんサバイバーとしてさまざまな困難に直面する.その過程をがんサバイバーシップといい,総合内科医のかかわるべき新たなフィールドである.

参考文献

1)日本内科学会:新・内科専門医制度に向けて,2013 http://www.naika.or.jp/info/info_pdf/newfellow.pdf
2)日本内科学会:新・内科専門医制度カリキュラム(案),2014 https://www.naika.or.jp/info/info_pdf/info_141224_curriculum.pdf
3)日本プライマリ・ケア連合学会:一般社団法人日本プライマリ・ケア連合学会専門医・認定医認定制度要項,2014 http://www.primary-care.or.jp/nintei/pdf/senmonininteiyouko.pdf
4)Curtis RE, et al:New malignancies among cancer survivors:SEER cancer registries, 1973-2000. National Cancer Institute, 2006 http://surveillance.cancer.gov/publications/factsheets/New_Malignancies_SEER__Fact_Sheet.pdf
5)Shiels MS, et al:Cigarette smoking prior to first cancer and risk of second smoking-associated cancers among survivors of bladder, kidney, head and neck, and stage I lung cancers. J Clin Oncol 32:3989-3995, 2014
1)勝俣範之(監),金容壱,他(訳):がんサバイバー─医学・心理・社会的アプローチでがん治療を結いなおす,医学書院,2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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