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特集 がんを診る 一般内科医が知っておくべきがん薬物療法のマネジメント
分子標的治療薬の最新の動向
著者: 加藤俊介1 三浦佳代1 山口茂夫1
所属機関: 1順天堂大学大学院医学研究科臨床腫瘍学
ページ範囲:P.502 - P.506
文献購入ページに移動●分子標的治療薬は,生体内の特定分子に着目し,その機能を制御することを指標に開発された薬剤である.
●分子標的治療薬は,構造的にはモノクローナル抗体と小分子化合物に大別される.
●がん細胞にみられる分子を標的としたものだけではなく,血管内皮細胞や破骨細胞など正常細胞に働く薬剤も存在する.
●分子標的治療薬にはこれまでの殺細胞効果薬剤にみられない有害事象を有するものもあり,注意が必要である.
●分子標的治療薬の薬効予測のバイオマーカーが存在するものと,まだ明らかになっていないものがある.
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