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特集 がんを診る 一般内科医が知っておくべきがん薬物療法のマネジメント
ハイリスクがん患者への化学療法
著者: 陶山浩一1
所属機関: 1虎の門病院臨床腫瘍科
ページ範囲:P.530 - P.535
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●がん患者のなかには,合併症などさまざまな問題を有する「ハイリスクがん患者」が存在する.
●ハイリスクがん患者に対する化学療法は頼るべきエビデンスに乏しい.
●ハイリスクがん患者であっても化学療法を施行できる可能性はある.
●限られたエビデンスを駆使し,そのうえでリスクとベネフィットを勘案しつつ化学療法にあたる必要がある.
●がん患者のなかには,合併症などさまざまな問題を有する「ハイリスクがん患者」が存在する.
●ハイリスクがん患者に対する化学療法は頼るべきエビデンスに乏しい.
●ハイリスクがん患者であっても化学療法を施行できる可能性はある.
●限られたエビデンスを駆使し,そのうえでリスクとベネフィットを勘案しつつ化学療法にあたる必要がある.
参考文献
1)高野利実(編):ハイリスクがん患者の化学療法ナビゲーター,メジカルビュー社,2013
2)Janus N, et al:Proposal for dosage adjustment and timing of chemotherapy in hemodialyzed patients. Ann Oncol 21:1395-1403, 2010
3)Barrett SV, et al:Does body mass index affect progression-free or overall survival in patients with ovarian cancer? Results from SCOTROC I trial. Ann Oncol 19:898-902, 2008
4)Clough-Gorr KM, et al:Older breast cancer survivors;Geriatric assessment domains are associated with poor tolerance of treatment adverse effects and predict mortality over 7 years of follow-up. J Clin Oncol 28:380-386, 2010
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