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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻3号

2015年03月発行

文献概要

読者質問コーナー 内科診療 ここが知りたい!

感染性腸炎の診断と取り扱いは,どのようにすればよいでしょうか?

著者: 永田博司1

所属機関: 1神奈川県警友会けいゆう病院 消化器内科

ページ範囲:P.551 - P.551

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感染性腸炎の診断と対処
 感染性腸炎の多くは自然寛解するので,治療よりむしろ二次感染を防ぐ指導と,保健所へ届けるかの判断が重要です.食中毒での届出と感染症法に基づく届出があります.
 急性発症の水様性下痢や嘔吐を訴え,外来受診する患者の大多数はウイルス性腸炎,いわゆる「お腹の風邪」です.発症初日は家で我慢し,2〜3日目に来院します.3日目になると症状はピークを過ぎており,脱水がなければ,経口摂取を促して帰宅させます.

参考文献

1)厚生労働省:感染症法に基づく医師の届出のお願い http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01.html

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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