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感染性腸炎の診断と取り扱いは,どのようにすればよいでしょうか?
著者: 永田博司1
所属機関: 1神奈川県警友会けいゆう病院 消化器内科
ページ範囲:P.551 - P.551
文献購入ページに移動感染性腸炎の診断と対処
感染性腸炎の多くは自然寛解するので,治療よりむしろ二次感染を防ぐ指導と,保健所へ届けるかの判断が重要です.食中毒での届出と感染症法に基づく届出があります.
急性発症の水様性下痢や嘔吐を訴え,外来受診する患者の大多数はウイルス性腸炎,いわゆる「お腹の風邪」です.発症初日は家で我慢し,2〜3日目に来院します.3日目になると症状はピークを過ぎており,脱水がなければ,経口摂取を促して帰宅させます.
感染性腸炎の多くは自然寛解するので,治療よりむしろ二次感染を防ぐ指導と,保健所へ届けるかの判断が重要です.食中毒での届出と感染症法に基づく届出があります.
急性発症の水様性下痢や嘔吐を訴え,外来受診する患者の大多数はウイルス性腸炎,いわゆる「お腹の風邪」です.発症初日は家で我慢し,2〜3日目に来院します.3日目になると症状はピークを過ぎており,脱水がなければ,経口摂取を促して帰宅させます.
参考文献
1)厚生労働省:感染症法に基づく医師の届出のお願い http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01.html
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