文献詳細
文献概要
増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第9集 一般検査 尿検査
尿定性検査(尿試験紙検査)
著者: 菊池春人1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部臨床検査医学
ページ範囲:P.28 - P.30
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定性検査は試験紙を尿に浸して読み取るという「ディップ・アンド・リード」の形で簡便に実施できることで広く普及してきた.したがって本稿では,尿定性検査を試験紙での検査に限って述べていく.一方,試験紙で実施できる尿検査といってもかなり多くの項目がありその意義もさまざまであるために,現在よく行われていると考えられる9項目については,表1にまとめ,本文では総論的あるいは補足的な事項について記載した.なお,表1に測定原理を加えたのは試験紙検査の結果に関連することが多く,結果の解釈の際に原理を理解しておくとよいものが多いためである.また,最後に最近普及してきている尿アルブミン,クレアチニンの試験紙について補足として記述した.
定性検査は試験紙を尿に浸して読み取るという「ディップ・アンド・リード」の形で簡便に実施できることで広く普及してきた.したがって本稿では,尿定性検査を試験紙での検査に限って述べていく.一方,試験紙で実施できる尿検査といってもかなり多くの項目がありその意義もさまざまであるために,現在よく行われていると考えられる9項目については,表1にまとめ,本文では総論的あるいは補足的な事項について記載した.なお,表1に測定原理を加えたのは試験紙検査の結果に関連することが多く,結果の解釈の際に原理を理解しておくとよいものが多いためである.また,最後に最近普及してきている尿アルブミン,クレアチニンの試験紙について補足として記述した.
参考文献
1)河合 忠,他:最新尿検査 その知識と病態の考え方,メディカル・ジャーナル社,2014
2)菊池春人:一般的臨床検査A.尿検査.高木 康,山田俊幸(編):標準臨床検査医学,第4版,pp 26-42,医学書院,2013
3)付録1尿定性検査に影響を及ぼす薬剤一覧.伊藤機一,高橋勝幸(監修):一般検査ポケットマニュアル,pp 225-229,羊土社,2009
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