文献詳細
文献概要
増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第9集 血液検査 血球検査
溶血性疾患の検査—(赤血球浸透圧抵抗試験,Coombs試験,PNH関連検査)
著者: 和田秀穂1
所属機関: 1川崎医科大学血液内科学
ページ範囲:P.49 - P.52
文献購入ページに移動赤血球浸透圧抵抗試験(Parpart法)
検査の概要
遺伝性球状赤血球症(hereditary spherocytosis:HS)が疑われる時,すなわち溶血性貧血の症例で末梢血塗抹標本において小型球状赤血球が認められ,さらに遺伝性(先天性)が疑われた場合には,確定診断のために赤血球浸透圧抵抗試験を行う.本試験は,一般的にはParpart法が用いられている.
検査の概要
遺伝性球状赤血球症(hereditary spherocytosis:HS)が疑われる時,すなわち溶血性貧血の症例で末梢血塗抹標本において小型球状赤血球が認められ,さらに遺伝性(先天性)が疑われた場合には,確定診断のために赤血球浸透圧抵抗試験を行う.本試験は,一般的にはParpart法が用いられている.
参考文献
1)和田秀穂,末盛晋一郎:先天性溶血性貧血─遺伝性球状赤血球症を中心に.臨床検査58:297-302,2014
2)亀崎豊実:Coombs陰性自己免疫性溶血性貧血.臨床検査58:319-325,2014
掲載誌情報