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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻4号

2015年04月発行

文献概要

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第9集 血液検査 血栓・止血検査

出血時間

著者: 高蓋寿朗1

所属機関: 1呉医療センター・中国がんセンター血液内科

ページ範囲:P.80 - P.81

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検査の概要
 出血時間は一次止血機能をベッドサイドで評価できるin vivoの検査法である.皮膚に小さな切創をつくり,出血が自然に止まるまでの時間を測定する方法であり,Duke法とIvy法が一般的である.
◆Duke法
 耳朶を消毒した後,ランセットと呼ばれるメスなどで2〜3mmの深さで穿刺し,30秒ごとに濾紙を用いて血液を吸い取り,血液が付着しなくなった時間を「出血時間」とする.簡便性を重視して,本邦では最も普及している.

参考文献

1)Peterson P, et al:The preoperative bleeding time test lacks clinical benefit. Arch Surg 133:134-139, 1998
2)Chee YL, et al:Guidelines on the assessment of bleeding risk prior to surgery or invasive procedures. Br J Haematol 140:496-504, 2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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