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増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第9集 血液検査 血栓・止血検査
フィブリノゲン
著者: 清田育男1
所属機関: 1東京医科大学病院臨床検査医学科
ページ範囲:P.98 - P.99
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フィブリノゲンは血液凝固反応の最終段階に関与し,トロンビンによりフィブリノゲンはフィブリンとなり,さらに血液凝固第XIII因子の触媒により,フィブリンから安定化フィブリンを形成する.肝臓で合成され,生体内半減期は3〜4日とされる.
フィブリノゲンは血液凝固反応の最終段階に関与し,トロンビンによりフィブリノゲンはフィブリンとなり,さらに血液凝固第XIII因子の触媒により,フィブリンから安定化フィブリンを形成する.肝臓で合成され,生体内半減期は3〜4日とされる.
参考文献
1)高宮 脩:血液検査の標準化と現状:フィブリノゲン.生物試料分析32:371-379, 2009
2)小林隆夫,他:先天性無フィブリノゲン血症.日血栓止血会誌12:57-65, 2001
3)林 朋恵,朝倉英策:DICの病態・診断.日血栓止血会誌19:344-347, 2008
4)朝倉英策,他:日本血栓止血学会DIC診断基準暫定案.日血栓止血会誌25:629-646, 2014
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