文献詳細
増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第9集
血液生化学検査など 電解質・微量金属・浸透圧
文献概要
検査の概要
銅は,銅酵素の重要な構成成分として骨代謝,結合織代謝,造血などに重要な役割を果たしている.銅欠乏の所見は銅酵素の活性低下と関連づけられる(表1).
銅蛋白質の働きとしては,大きく3つに分けられる.①造血能に関与(セルロプラスミンがFe2+→Fe3+の酸化反応を触媒),②オキシダーゼ作用〔チトクローム酸化酵素として電子伝達系への関与・スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)の酸化反応への関与〕,③銅酵素構成(チロシンをメラニンに変換するチロシナーゼ反応)など,生命の維持に重要な機能を担っている.
銅は,銅酵素の重要な構成成分として骨代謝,結合織代謝,造血などに重要な役割を果たしている.銅欠乏の所見は銅酵素の活性低下と関連づけられる(表1).
銅蛋白質の働きとしては,大きく3つに分けられる.①造血能に関与(セルロプラスミンがFe2+→Fe3+の酸化反応を触媒),②オキシダーゼ作用〔チトクローム酸化酵素として電子伝達系への関与・スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)の酸化反応への関与〕,③銅酵素構成(チロシンをメラニンに変換するチロシナーゼ反応)など,生命の維持に重要な機能を担っている.
参考文献
1)野本昭三:銅.金井正光(監):臨床検査法提要,pp 611-613,金原出版,1993
2)河合 忠,他(編):異常値の出るメカニズム,第5版,pp 237-239,医学書院,2008
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