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増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第9集 薬物関連検査 薬物感受性遺伝子検査,薬剤リンパ球刺激試験
がん薬物療法関連—(UGT1A1,TPMT,DPD)
著者: 加藤有紀子1 安藤雄一1
所属機関: 1名古屋大学医学部附属病院化学療法部
ページ範囲:P.324 - P.326
文献購入ページに移動薬物代謝酵素の遺伝子多型検査は,薬物代謝能や治療反応性の評価の指標となり,患者ごとの最適な薬物の選択と投与量の調節を行うことにより,薬効を最大限に引き出すとともに副作用を軽減できる.現在,薬物代謝酵素の遺伝子診断で保険適用となっているのは,UDP-グルクロン酸転移酵素(UDP-glucuronosyltransferase:UGT)1A1の遺伝子診断のみであるが,ここではがん薬物療法関連遺伝子として,チオプリンS-メチル基転移酵素(thiopurine
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