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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻4号

2015年04月発行

文献概要

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第9集 薬物関連検査 薬物感受性遺伝子検査,薬剤リンパ球刺激試験

薬剤リンパ球刺激試験

著者: 山口正雄1

所属機関: 1帝京大学医学部内科学講座呼吸器・アレルギー学

ページ範囲:P.327 - P.328

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検査の概要
 薬剤を原因として何らかの異常反応が生じ,それが免疫を介する反応と推定される場合に行う.リンパ球幼若化検査において,薬剤を添加して培養を行う間に増殖する細胞が取り込む3H-チミジンを測定し,薬剤非添加での測定値と比較する(薬剤リンパ球刺激試験,drug lymphocyte stimulation test:DLST).前者と後者の数値の比が一定の数値を越えていれば,薬剤特異的リンパ球の存在の傍証とする検査である.

参考文献

1)滝川 一,他:DDW-J 2004ワークショップ薬物性肝障害診断基準の提案.肝臓46:85-90, 2005
2)萩原清文,他:メトトレキサートに対するリンパ球刺激試験 関節リウマチ患者を対象とした特異度の検討と考察.アレルギーの臨26:46-50, 2006
3)多田慎也:細胞性免疫検査法(in vitro検査).宮本昭正(監):臨床アレルギー学(改訂第3版),pp 179-184,南江堂,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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