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増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第9集 輸血・移植関連検査
血液型試験
著者: 村上純子1
所属機関: 1埼玉協同病院臨床検査科
ページ範囲:P.448 - P.451
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医療現場で血液型試験の実施が必須なのは,輸血を前提とする場合と,妊娠した場合である.前者は,血液型不一致による輸血事故を防ぐ目的で,後者は母児間の血液型不一致による種々の合併症に備える目的で実施される.
これらの目的を達成するために必要な血液型試験は,ABO血液型とRho(D)血液型の2種類である.
医療現場で血液型試験の実施が必須なのは,輸血を前提とする場合と,妊娠した場合である.前者は,血液型不一致による輸血事故を防ぐ目的で,後者は母児間の血液型不一致による種々の合併症に備える目的で実施される.
これらの目的を達成するために必要な血液型試験は,ABO血液型とRho(D)血液型の2種類である.
参考文献
1)日本臨床衛生検査技師会「新輸血検査の実際」編集部会:新輸血検査の実際,pp 28-34,日本臨床衛生検査技師会,2008
2)日本臨床衛生検査技師会「新輸血検査の実際」編集部会:新輸血検査の実際,pp 111-112,日本臨床衛生検査技師会,2008
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