文献詳細
増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第9集
微生物学的検査 細菌同定検査
文献概要
検査の概要
尿路感染症の原因菌を同定し薬剤感受性を検査するために尿培養を行う.女性の単純性膀胱炎は臨床症状から診断が可能であり,初発では尿培養は省略できる.
◆検体採取
女性は外尿道口,外陰部からの細菌汚染を防止するため,片方の手で陰唇を開き中間尿を採取する.本来はカテーテル採尿が望ましい1).
尿路感染症の原因菌を同定し薬剤感受性を検査するために尿培養を行う.女性の単純性膀胱炎は臨床症状から診断が可能であり,初発では尿培養は省略できる.
◆検体採取
女性は外尿道口,外陰部からの細菌汚染を防止するため,片方の手で陰唇を開き中間尿を採取する.本来はカテーテル採尿が望ましい1).
参考文献
1)日本化学療法学会UTI薬効評価基準見直しのための委員会:尿路性器感染症に関する臨床試験実地のためのガイドライン,第1版.日化療会誌57:511-525, 2009
. Clin Infect Dis 57:e74-e77, 2013
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