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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻4号

2015年04月発行

文献概要

増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第9集 微生物学的検査 ウイルス関連検査

風疹ウイルス,麻疹ウイルス

著者: 南波広行1 和田靖之1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学附属柏病院小児科

ページ範囲:P.571 - P.573

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風疹ウイルス
検査の概要
 一般にウイルス感染症における診断のゴールドスタンダードは,ウイルス分離やPCR法によるウイルス遺伝子の検出である.しかし,これらは健康保険では実施できない.また,検査に時間を要し,実施可能な検査機関も限られるため,血清診断が主となる.風疹では,赤血球凝集抑制反応(HI),酵素抗体法(EIA)が一般的に用いられる.なお,2008年より麻疹,風疹は全例届け出疾患となっている

参考文献

1)日本環境感染学会(編):院内感染対策としてのワクチンガイドライン.環境感染症誌24(Suppl):S4-S8, 2009
2)国立感染症研究所感染症情報センター:医療機関での麻疹対応ガイドライン(第4版),2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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