文献詳細
文献概要
特集 救急疾患,重症はこうして見極める—いつまでもヤブと思うなよ! 症例問題
—症例2—36歳男性 発熱,下痢
著者: 北村淳1
所属機関: 1金井病院内科
ページ範囲:P.623 - P.624
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2週間前から発熱あり.咳嗽も出現したため1週間前に内科を受診した.血液検査で炎症反応上昇,胸部X線とCTで肺炎像を認めた.細菌性肺炎と診断され,連日外来にてセフトリアキソン(CTRX:ロセフィン®)1 g/日の点滴加療を受けていた.
咳嗽は改善し37℃前後に解熱したが,昨日から再び38℃台の発熱と下痢あり.抗菌薬はCTRXからレボフロキサシン(LVFX:クラビット®)に変更されたが,自宅にて嘔吐,食事摂取困難となり当院を受診した.
2週間前から発熱あり.咳嗽も出現したため1週間前に内科を受診した.血液検査で炎症反応上昇,胸部X線とCTで肺炎像を認めた.細菌性肺炎と診断され,連日外来にてセフトリアキソン(CTRX:ロセフィン®)1 g/日の点滴加療を受けていた.
咳嗽は改善し37℃前後に解熱したが,昨日から再び38℃台の発熱と下痢あり.抗菌薬はCTRXからレボフロキサシン(LVFX:クラビット®)に変更されたが,自宅にて嘔吐,食事摂取困難となり当院を受診した.
参考文献
1)Papi G, et al:Clinical concepts on thyroid emergencies. Front Endocrinol 5:102, 2014
2)日本甲状腺学会:甲状腺クリーゼの診断基準,第2版,2012
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