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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻5号

2015年04月発行

文献概要

特集 救急疾患,重症はこうして見極める—いつまでもヤブと思うなよ! 症例問題

—症例2—36歳男性 発熱,下痢

著者: 北村淳1

所属機関: 1金井病院内科

ページ範囲:P.623 - P.624

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現病歴
 2週間前から発熱あり.咳嗽も出現したため1週間前に内科を受診した.血液検査で炎症反応上昇,胸部X線とCTで肺炎像を認めた.細菌性肺炎と診断され,連日外来にてセフトリアキソン(CTRX:ロセフィン®)1 g/日の点滴加療を受けていた.
 咳嗽は改善し37℃前後に解熱したが,昨日から再び38℃台の発熱と下痢あり.抗菌薬はCTRXからレボフロキサシン(LVFX:クラビット®)に変更されたが,自宅にて嘔吐,食事摂取困難となり当院を受診した.

参考文献

1)Papi G, et al:Clinical concepts on thyroid emergencies. Front Endocrinol 5:102, 2014
2)日本甲状腺学会:甲状腺クリーゼの診断基準,第2版,2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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