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文献概要
特集 救急疾患,重症はこうして見極める—いつまでもヤブと思うなよ! 症例問題
—症例26—36歳女性 左下腹部痛
著者: 北村淳1
所属機関: 1金井病院内科
ページ範囲:P.687 - P.688
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来院2日前の起床時から左下腹部の腹痛を自覚していた.腹痛は歩行すると響くような持続痛であり,左下腹部以外への疼痛の放散は認めなかった.悪寒戦慄,発熱はなく,嘔気は軽度あるが嘔吐なし.食事摂取は可能であり,下痢はしていない.排便は前日に普通便あり.
来院2日前の起床時から左下腹部の腹痛を自覚していた.腹痛は歩行すると響くような持続痛であり,左下腹部以外への疼痛の放散は認めなかった.悪寒戦慄,発熱はなく,嘔気は軽度あるが嘔吐なし.食事摂取は可能であり,下痢はしていない.排便は前日に普通便あり.
参考文献
1)Singh AK, et al:Acute epiploic appendagitis and its mimics. Radiographics 25:1521-1534, 2005
2)Hwang JA, et al:Differential diagnosis of left-sided abdominal pain;Primary epiploic appendagitis vs colonic diverticulitis. World J Gastroenterol 19:6842-6848, 2013
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