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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻5号

2015年04月発行

文献概要

連載 あたらしいリウマチ・膠原病診療の話・1【新連載】

リウマチ・膠原病診療の考え方—Thinking like a rheumatologist

著者: 萩野昇1

所属機関: 1帝京大学ちば総合医療センター 血液・リウマチ内科

ページ範囲:P.758 - P.761

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 あたらしいリウマチ・膠原病診療の話をしようと思う.
 関節リウマチの治療は年々進化しており,生物学的製剤を使わない関節リウマチの診療は今日あり得ない,と専門家は言う.専門家でない者にとっては随分ハードルの高い話だと思う.また,膠原病診療は要するにステロイドの量を「増やす」か「減らす」か「維持する」かの三択だ,というイメージも根強い.打つ手がそれだけしかないのだとすれば,これもひどく閉塞感の強い話だと思う.内科の慢性疾患は「良くなっているのか悪くなっているのかすらわからない」と揶揄されることがあり,その最たるものが膠原病であるとされる,が,本当にそうだろうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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