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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻6号

2015年05月発行

文献概要

特集 感染症診療 それ,ホント? 座談会

常識と非常識から感染症診療の基本を振り返る

著者: 松永直久12 岸田直樹3 遠井敬大45 佐藤高央6

所属機関: 1帝京大学医学部附属病院 感染制御部 2帝京大学医学部 内科学講座 3一般社団法人Sapporo Medical Academy 4医療福祉生協連家庭医療学開発センター 5川崎セルツメント診療所 6東京医科大学八王子医療センター 救命救急センター

ページ範囲:P.818 - P.826

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松永 一昔前,感染症診療は体温,CRP,白血球の値をみて,とりあえず抗菌薬を処方というのが,ある意味“常識”でした.しかし,ここ10年ほどで,身体全体を意識しながら,どこ(感染臓器)で何(原因菌)が悪さをしているのかを考える,感染症診療の基本とも言える考え方が広まってきました.そこで本日は,感染症の日常診療における“常識”と“非常識”を浮き彫りにしていきたいと思います.

参考文献

1)岸田直樹:誰も教えてくれなかった「風邪」の診かた─重篤な疾患を見極める!,p 64,医学書院,2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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