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文献詳細

雑誌文献

medicina52巻6号

2015年05月発行

文献概要

特集 感染症診療 それ,ホント? 外来編

外来で1週間以上発熱が続く患者の診かたにコツがあるってホント?

著者: 野口善令1

所属機関: 1名古屋第二赤十字病院総合内科

ページ範囲:P.845 - P.848

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ポイント
●一見原因不明に思える発熱でも,初期評価が重要である.
●発熱以外の局所の症状,所見(発熱+α)を探して見当をつける.
●風邪症候群は症状の特徴に注目して,分類して考える.
●外来で遭遇する遷延する発熱の多くは自然経過で軽快・治癒する良性疾患(self-limited disease)である.
●全身状態に問題がなければ経過観察する=「Watch&Wait」.

参考文献

1)岸田直樹:誰も教えてくれなかった「風邪」の診かた─重篤な疾患を見極める!,医学書院,2012
2)大野博司:失敗ケースから学ぶ! 最初の抗菌薬治療に失敗したら(後編).週刊医学界新聞第2817号,2009年2月9日
3)野口善令,横江正道:この1冊で極める不明熱の診断学─不明熱の不明率を下げるためのガイドブック,文光堂,2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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