文献詳細
文献概要
特集 感染症診療 それ,ホント? 入院編
繰り返す蜂窩織炎を伴う菌血症で,
著者: 荒岡秀樹1
所属機関: 1虎の門病院臨床感染症科
ページ範囲:P.904 - P.906
文献購入ページに移動ポイント
●Helicobacter cinaedi (H. cinaedi )感染症は,ほぼ全例において血液培養から本菌が検出されることにより認知される.
●H. cinaedi 感染症は多彩な臨床像を呈するが,蜂窩織炎には特に注意することが勧められる.
●H. cinaedi 感染症は再発することがしばしばある.
●H. cinaedi 感染症に対する適切な治療薬と治療期間はまだ確立されていない.
●
●
●
●
参考文献
in Japan. J Clin Microbiol 45:2853-2857, 2007
and time required for blood cultures to become positive. J Clin Microbiol 52:1519-1522, 2014
3)馬場 勝,他:Helicobacter cinaedi.臨床と微生物40(増刊号):568-574, 2013
による蜂窩織炎,菌血症の1例.感染症誌86(付録):9-18, 2012
infection. J Infect Chemother 20:517-526, 2014
掲載誌情報